いよいよ手術前のリラックス催眠を本格的に始めます
昨日7月2日より手術前のリラックス催眠を本格的に始めました。
手術直前に催眠誘導を行うことで、リラックスして手術を受けることができるし、手術中の痛みや腫れが少なくなります。
催眠をかけるとリラックスできるのは簡単にご理解いただけると思いますが、催眠をかけてから手術を行うと出血や腫れが少なくなるのは私も自分の臨床で体感していますし、本にも記載されています。
催眠術は1980年代頃に盛んで、文献を見ているとこの頃には手術前に催眠術をかけてから手術を行うような試みもされていたようです。
しかし、この頃の催眠の技術では、予備催眠といって本番で催眠がかかりやすくなるように30分~1時間程度時間をかけて準備をしてから、本番の催眠に入ることが多かったようです。
そんなに時間をかけていては、医療の現場では診療に差し障りが出て業務に支障が出てきます。
そんな理由で行われなくなったのだと思います。
それから時代が進み、現代では技術があればもっと迅速に催眠誘導ができます。
実際、私が行う時も、予備催眠はなく、いきなり手術室で数分間で催眠をかけています。
この程度の消費時間であれば、臨床に十分対応できます。
私がある程度誰にでも確実に短時間で催眠をかけられるレベルまで到達できたので、昨日より本格的に催眠誘導を行うようにしました。
催眠誘導を行うことで、患者様は薬など副作用なく、また妊婦の方や自然志向派の方にも対応できます(原則として妊婦の方には美容の手術は慎重になって下さいとお伝えしていますが。また妊活中の方やもしかしたら妊娠する可能性があるような方にも対応できます)。
今後は、このような手術前のリラックス、手術後のリラックスや術後回復の手助けとして、また疲労回復、その他さまざまな治療目的、また能力開発やカウンセリング、コンサルティングなど様々な分野において催眠術・催眠療法を活用していきたいと思っています。
どうぞ、ご相談下さい。