本当に心から楽しめることを見つけると、身体が生き生きとして輝いてきます
卵巣癌の術後で癌の再発予防のために高濃度ビタミンC点滴療法に通っておられる患者様からお年賀をいただきました。
ありがとうございました。
この患者様に今年の目標は何にしますかとお聞きすると、今年は楽しいことをやりたいとのことでした。
楽しいことをやると免疫力は上がります。
癌の患者様だけでなく、美容医療の患者様も楽しいことをやることを心がけることは大切です。
楽しいことを続けると、心も身体もイキイキと輝いてきます。
問題は無意識のうちに自分にウソをつくことが多いことです。
本当に自分が楽しいことでなく、世の中で楽しいと言われていることをやって自分は楽しくないのに楽しいように自分をごまかしていると効果は出ません。
この患者様にも、ではどんなことをして楽しむのですか? とお聞きすると、友達と会うと答えられました。
以前に、人と会うと人疲れするとおっしゃっておられたので、本当に友人と会うと楽しめるのですか? とお聞きすると、詰まってしまわれました。
自分にウソをついても身体は良くなりませんよ、自分に正直に本当に楽しくなることを見つけましょうと提案しました。
友達のあっても心の底から楽しめるとは限りません。
映画や読書をしたり、テレビを観ても、自分が本当に観たいものでなく、最近はやりだからとか、これを観ないとまわりから取り残されるから観るというのでは、免疫力は上がらないでしょう。
本当に楽しめる事かどうか、ひとつの指標はハートの部分やみぞおちの部分の感覚です。
自分がやりたくないことであれば、みぞおちがつまった感じになったり、胸がきゅっとしまってきます。
自分がやりたいことなら、胸がすかっとした感覚が出ています。
最近、老化した人の顔は、まぶたが落ちてきて、頬が落ちてきて口角が下がり、疑い深い感じであったり、意地悪な印象に見えることがありますが、これは老化というより、その人が長年の心の中の状態が外に現れているだけではないかと思うようになりました。
老化予防のためにも、普段から楽しいことを思い浮かべ、楽しく暮らすことが大切に思っています。