本日もクイックコスメティークの抜糸を行いました。
本日もクイックコスメティークの抜糸を行いました。最近、連日クイックコスメティークで抜糸をご希望される患者様がご来院されています。
本日は、2年ほど前にクイックコスメティークを受け、左側が外れてきたのでクイックコスメティークでやり直してもらったとのことでした。
幅が広すぎたり、腫れや内出血が強くてご来院される患者様が多いのですが、今回はご本人もおっしゃっておられましたが、術後1週間でそんなに強い腫れもなく、仕上がりとしてはまずまずでした。
それでも糸を抜きたいとのことでした。
術後1週間で来ていただいたので、数分でまぶたの裏側からの抜糸に成功しました。
患者様は、麻酔の痛みもなかったと喜んでいただきました。
笑気麻酔をしても、麻酔が痛かったとおっしゃる患者様は結構いらっしゃいます。
当院では笑気麻酔は使いませんが、細い針を使ったり、中国鍼の打ち方や歯科の無痛麻酔を応用した麻酔法で、痛みが今回のように全くなかったとおっしゃっていただくことも結構あります。
痛みの閾値は人によってさまざまなので、最初ちょっとチクッとしただけだったとおっしゃる方も結構いらっしゃいますし、残念ながらすごく痛がりの人は痛かったとおっしゃるかたもたまにいらっしゃいます。
全体的には痛みがなかったとか、痛みがほとんどなかったとおっしゃっていただくことが多いので、安心してご来院いただければと思っております。
この方の場合、1週間前に笑気麻酔で手術を受けた際に術後目を開けたら、意識はあり、先生の声は聞こえるのに身体が動かなくてすごく怖かったとおっしゃっておられました。
笑気麻酔はかなり安全度の高い麻酔ですが、そんなこともあるのだと私も勉強になりました。
そういったトラウマ的な事件があると、患者様は手術自体に大きな問題がなくても、抜糸を考えてしまう傾向があります。
今回は、すっきりと安心して帰れると喜んでいただけました。
局所麻酔の良いところは、このようにトラブルがとにかく少ないことです。
局所麻酔だけで手術を行うのは、かなり技術が要ります。
麻酔をできる限り痛くなく打つ技術だけでなく、手術中もずっと丁寧にやり続けなければいけません。
患者様は意識があるので、雑な手の動きをすれば、すぐに患者様も何かおかしいと感じてしまいます。
雑だと患者様が感じれば、それがクレームのもとになります。
術者としてはきれいに仕上げているつもりでも、患者様の無意識はこんなのじゃ嫌だと感じてしまっているのです。
逆に丁寧に手術を行えば、患者様にも丁寧にやってもらっていることを感じていただけます。
私は優しく手術操作を行うように心がけているので、美容室で髪の毛を切られてウトウトする方がいらっしゃるように、私が眠くなる麻酔を何も使わなくても手術中、眠っていびきをかく患者様もいらっしゃるくらいです。
できる限り安心して手術をお受けいただけるよう工夫した手術を行っていますので、安心してご来院下さい。