皮膚のコンディションも術後に影響を与えます。手術時にはコソッと皮膚のチェックも行っています
公開日:2021.07.17
何度もリピートしていただいている患者様に目頭切開上部形成(目上切開)の手術をお受けいただきました。
もともと持病をお持ちで、皮膚の状態があまり良くありませんでした。
患者様にはお伝えする場合としない場合がありますが、手術前には必ず皮膚の状態をチェックしています。
皮膚が薄く、きめ細かい人は傷の治りが良く、皮膚が厚いとか、アトピー性皮膚炎のように炎症があるとかいう場合は、傷が残りやすくなります。
チェックしてもあまり対応策はなく、傷がきれいになりそうな人でも手を抜いて手術を行う訳にはいかないので細心の注意を払いながら手術を行うし、傷跡が残りやすそうな患者様にも一応、リスクはお伝えしますが、それでも受けたいという人にはやはり細心の注意を払いながら手術を行っています。
どっちみち、細心の注意を払いながら手術しないといけないのですが、それでも術前にはどの程度、傷の治りが良さそうか必ず皮膚の状態を診ています。
今回は、いつも皮膚の状態が良くないので心配しながら手術を行っている患者様がとてもきれいな皮膚の状態でご来院されたので、その変化にびっくりして、今日はきれいな皮膚の状態ですねとお伝えしました。
職場のストレスがなくなったそうです。
皮膚のコンディションも手術の術後の腫れや傷跡の残り具合に影響を与えます。
栄養状態、睡眠、心理状態など患者様の方でも調整可能は範囲でコンディションを整えていただけると、術後の経過は良くなります。
カテゴリー: 目頭切開
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