美容外科医のコンディショニング
私は美容外科医の中でも、かなりコンディショニングには気を遣っている方だと思います。
まず、もともとあまり飲めないこともあり、酒はほとんど飲みません。
私の1年分に飲むトータルの量が普通の人が飲む量の一晩分にも及ばないかもしれないのです。
毎晩飲み歩き、二日酔いでも手術ができるようになったら一人前とうそぶいているドクターもいますが、私にとってはあり得ないことです。
タバコは生まれてから1本も吸ったことがありません。
気管支が弱いのと、タバコの煙が嫌いなので、よく中高生がやる好奇心にかられ吸ったということもなかったのです。
開業してからは、激務で日々疲労感が強く、身体だけでなく、メンタル面も含めて心身のコンディショニングにはかなり気を遣っています。
美容外科にはコンプレックスが強くて自分を変えたくてご来院される方も少なくないので、負のオーラの強い方もご来院されます。
そんな患者様をひとりお相手するだけでも大変ですが、1日のうちに2人、3人と重なってご来院されることもあります。
その影響を受けて私がネガティブになってしまうと、せっかくご来院していただいた他の患者様にご迷惑がかかります。
だから、ネガティブなエネルギーをいかに扱っていくかは、開業以来のテーマでした。
昨日は休診日でそれに合わせてお茶の水にある日本歯科大病院で歯のCTを撮ってもらう予約をしていました。
午前11時から予約していたのですが、ちょっと早めに出て、大学病院近くの神田明神に参拝しました。
私は神社に行っても、お願いはしません。医療事故もなく無事仕事をさせていただいている御礼と、自分が健康に過ごせている御礼を神前で申し上げるだけです。
それとおそらく他の人がやっていないあることをしています。
それは、参拝前に神社の入り口にある手水舎で手を中心に丁寧に清めるということです。
私は毎日何件も手術を行います。
先ほど書いた患者様のネガティブなエネルギーをはじめ、手術であれば誰でも不安や緊張があります。そんないろんな負のエネルギーで“被爆”してしまっている心身をご神水で清めていただくのです。
本来の神社での作法は柄杓に汲んだ1杯の水で左手、右手を洗い、口をゆすぎ柄杓まで清めて元の位置に返すのが作法です。
正しい作法は知っていますがそれでも私は、ご神水でジャー、ジャーと自分が清められたと納得するまで何回でも手を清め、目を清めます。
おそらくそんなことをやっている美容外科医は私くらいでしょう。
出来る限り良いエネルギーで患者様に接することができるように自分ができる範囲で最大限に気を遣っているのです。
神社参拝の後は、CTを撮り、お昼ご飯に近くの山の上ホテルでてんぷらを食べました。
一時期てんぷらにハマっていたことがあり、何にでも追及ぐせのある私はおいしいと言われている店に片っ端から訪れた時期があります。
いろんなお店の中で私が一番美味しいと思ったのが山の上ホテルのてんぷらでした。
私は食が細い方で、最近は1日1食どころか1日半食程度です。
その前の日は、食パンを半切れ食べて、後はオレンジ1個と患者様からいただいたカステラを味見を兼ねて1切れでした。
食べない方が集中力が出て調子が良いのです。
しかし、月に1、2回は意識して美味しいものを食べるようにしています。
健康のためにベジタリアンになったり、玄米採食を行う人がいますが、生気のない方が多いような印象を受けています。
何でもあまり極端にやると弊害が多くなるのではないでしょうか?
たまに豪華な食事をすることが、精神面も含めたコンディショニングのためにとても大切だと思っています。
普段は少食、時々断食をし、時々豪華な食事を楽しむ、それがバランスの良いライフスタイルになるのではないかと考えています。
そして本日は午前中の診療をお休みにして、身体を整えるために整体院に行ってきました。
こちらの先生は初診料が5万円、予約は2ヶ月待ちという先生です。
難病の方が多くお見えになられているそうですが、私にとって体調管理は1回5万円払っても良いくらい真剣に取り組んでいます。