美容整形手術の他院修正術に診察費用を振り込んでいただいている経緯
昨日は、大阪から埋没法の抜糸に患者様がご来院されました。
当院では他院の手術後のご相談にカウンセリング費用5,000円をいただいています。
術後の相談は手術を行ったクリニックが責任をもって行うのが原則ですが、手術を行ったクリニックがきちんと対応してくれないとか、セカンドオピニオンを求めてご来院されますので有料としています。
また、本来、診察には費用がかかるのが当然です。
それなのに、患者様によっては診察費用がかかることをお伝えすると、「なんで費用がかかるのですか?」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
ボランティアでやっているわけでも、国から補助金をもらっているわけでもないので、有料なのが当然のはずなのに、そうおっしゃる方は、一度目の失敗に懲りずどこか無料のところを探してまたそこでも失敗を繰り返すのでしょうか?
無料には無料の理由があると考えなければいけません。
無料なのは、そのクリニックで手術を受けさせたいからです。
私なら修正手術によってできること、できないこと、分からないことをしっかりとお伝えしますし、私のクリニックより他院で修正した方が良い場合はそれもお伝えします。
診察費用は、情報提供料とも考えているので、自分のクリニックで手術を受けさせることより患者様の利益を優先していますが、診察費用が無料のクリニックでそれを求めるのは間違えています。
診察費用を支払いたくないという患者様は本当に困っていないのだと思います。
本当に困っておられる患者様ならすぐに診察費用を振り込んで受診されていらうからです。
迅速に対応して下さり、有難うございましたとお礼を言われることは良くあります。
私が電話に出ることはほとんどありませんので、電話口で渋っている患者様には、診察を受けたくなったらご連絡下さいとお伝えして電話を切るようにスタッフには伝えています。
この大阪からの患者様は、診察費用を振り込んでいただいているのに、ご予約の日にお見えになりませんでした。
当院では診察費用は原則として前もって振り込んでいただいています。
開院当初は他院修正の相談もカウンセリング費用は無料で行っていましたが、その当時は予約してもご来院されない方が結構いらっしゃいました。
結局ウジウジ悩むだけで、問題を解決する気がない人が多いことが分かりました。
問題を解決しようとしない人は自分が幸せになれないだけでなく、他人も不幸にしていきます。
私の方でも、その人のためにとっておいた予約時間が無駄になってしまいます。
カウンセリング費用を振り込んでいただくようになってから、キャンセル率が圧倒的に低くなりました。
電話口でウダウダ悩んでいるだけの人と、問題を一刻も早く解決したい人を選別できるようになり、私の時間と体力を本当に悩んでいる人の為に割くことができるようになったのです。
それでも、時々予約をしてもご来院されない患者様はいらっしゃるので、大阪からの患者様は遠方からだし、直前になって来るのが嫌になったのかなと思っていました。
すると、夜になって予約の日を勘違いしていたと謝罪のメールが来て、翌日、ご来院されました。
この患者様は1年前にも当院で手術を受けておられ、対応が良かったので、今度も何かあったら絶対目白ポセンシアクリニックで手術を受けようと思われていたとのことでした。
遠方からの患者様ですので、気合を入れて対応させていただきました。
長くなりましたので、この続きは明日書きます。