良いマナーを身につけると美容整形の診療でも人生一般でも得します
当院待合室に置いてあるオレンジハイビスカスが咲きました。
この花は当院で手術をお受けになられた患者様からいただいたものです。
ヨーロッパで生まれ育ち、日本語の他に英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語をしゃべられる才女です。
こちらは先日診療日誌に書いた愛媛からご来院された他院修正術の患者様から抜糸の時にいただきました。有難うございます。
経過が順調で、前回の他院での全切開と目頭切開の手術では術後2ヶ月経っても全然良くならなかったのに、今回の手術では抜糸時にすでに良くなってきているので喜ばれておられました。
本日手術を受けられたのは、新橋で水商売をされている女性でした。
どうして当院で手術を受けようと思われたのですかとお聞きすると、ホームページに書いてあった私の文章に共感したからということでした。
当院には、カウンセリング時にすでに私に絶対やってもらいたいと思ってご来院される患者様がたくさんいらっしゃいます。有難いことです。
「私は即決しましたが、もし、結果が悪かったら自分の態度が悪かったからとあきらめようと思っていました」とおっしゃいました。
水商売でお客様との付き合いが多いのでお客様との関係の機微に精通していらっしゃるのでそのような発言が出たのだと思います。
水商売では客が態度が悪ければ大切には扱いません。
いいお客であればいい扱いが受けられます。
ただ、いいお客とはお金を払えば良いというものでもなく、物を持ってくれば良いというものでもありません。
物を持ってくれば良いと勘違いしているお客さんが結構いるんですよとおっしゃいましたが、これは美容医療とは違うと思いました。
水商売でお店にお花や食べ物を差し入れする客がいます。
純粋に差し入れするなら良いですが、店の女性を口説こうと思って差し入れするので、恩着せがましくなったり、お店の迷惑を考えないであからさまに口説いてくるので、嫌われる客になります。
美容医療では、差し入れをしてくれる患者様はマナーの良い人がほとんどですので、ちょっと違うなと思いました。
客の態度が良ければ扱いが良くなるのは水商売では結構あからさまだと思いますが、美容医療でもそんなに露骨ではありませんが、やはりあります。
態度の良い患者様だったら、何かちょっとした親切や本来は有料のちょっとした追加のサービスをお金をいただかなくてやってしまうこともあります。
嫌われるのは、水商売でも美容医療でも自分は客だとふんぞり返っている人です。
卑屈になる必要はありませんが、お店の人が扱いやすい人になることが大切です。
飲み屋さんなら、グダグダ言ったりからんだりしないで、楽しく飲む。
美容医療なら、自分の希望をしっかりと伝える、イエス・ノーをはっきりとする、注意事項はしっかりと守るなどです。
マナーが良いことは美しい女性としての教養ですが、扱いが良くなり、生きていく上で得できます。
良いマナーを心がけて生きていかれることをお勧めします。