韓国で脂肪吸引+脂肪注入をして感染した患者様のその後
公開日:2018.10.14
10月4日の診療日誌に韓国で脂肪吸引+脂肪注入をして感染した患者様のことを書きましたが、その後の報告です。
本日、来院された時には、ほとんど傷はくっついていました。
9月13日に韓国で手術をお受けになられ、当院の初診は9月27日でその時に抜糸を行いましたが、臀部に感染が認められたので、数日おきに創部の洗浄を行いました。
通常、脂肪吸引は数ミリ程度の穴を開けてそこから吸引しますが、今回はなぜか切開で脂肪を採っており、かなりの長く、かつ深く傷が開いていました。
本日の時点で傷はほぼふさがっていました。
膿も出なくなっていました。
後はこのまま様子をみていただき、術後半年くらいした時点で傷跡形成をするかどうか判断しようと思っております。
赤味はまだしっかりあるので、赤味は傷跡の治りを良くする内服薬を飲んでいただいて対応していきます。
傷が気にならなくなる程度まで治ってしまえば、これで終了となりますが、傷跡が気になるようなら術後半年以上経ってからその部分を再縫合してきれいに縫い直します。
温泉に行くのが好きなので、傷はかなり気にするとのことでした。
お心遣いをいただきました。
ありがとうございました。
カテゴリー: 患者様からのお心遣い,その他
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