27年前の埋没法の抜糸
公開日:2018.11.07
本日ご来院の患者様は、27年前に他院で埋没法をお受けになられましたが、最近になってまぶたの裏がゴロゴロしてきたので眼科を受診すると、まぶたの裏側から糸が出ていると指摘され、眼球にも傷が入っているのですぐに抜糸するようにと言われたとのことでした。
とても緊張されておられ、診察でまぶたをひっくり返そうとしても、力んでいるのでなかなかまぶたがひっくり返りません。
何度も力を抜いて下さいとお伝えしてやっと力が抜けたのでひっくり返すと、確かにまぶたの裏側から糸がはっきりと出ていました。
ちょっと糸が出ている場合もより、このようにはっきりと糸が出ている方が抜糸はしやすいです。
まぶたの表側には一切傷をつけずに抜糸を行いました。
術後、腫れが全然ありませんねと言って喜んで帰って行かれました。
このように何十年も経った古い埋没法の糸の抜糸にも対応しておりますので、お困りの方はご相談ください。
カテゴリー: 埋没法抜糸
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