東京都豊島区目白 ポセンシアクリニック 美容整形,目頭切開,埋没法,埋没法の抜糸

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67歳全切開法ROOF(隔膜前脂肪)切除の症例

公開日:2017.08.18

本日は67歳の女性の全切開法の手術を行いました。
美容皮膚科の先生からのご紹介の患者様でしたが、サーフィンをされて67歳に見えない若さです。
見た目だけでなく、ファッションやしゃべり方まで全体的にお若いのです。
ただ、残念なことに二重はかなり垂れ下がってたるみが目立っています。
二重のたるみをなくすだけでかなり若返られることが予想されました。

ところがデザイン時、大きく二重の幅を取ってもなかなか二重の幅が出てくれません。
通常12㎜くらいの幅を取り、たるみを取ればかなり広い二重を作れるのですが、あまり二重が広がらず、たるみも残っています。

たるみを取る為に皮膚を切除しますが、これもあまり取り過ぎることは私はバランスを崩すと思い、やっていません。
今回はROOF(隔膜前脂肪)を取ってみようと思いました。

通常、二重の手術では眼窩脂肪を取りますが、ROOFは取りません。
ROOFとは眼窩脂肪の上についている脂肪で、私が美容外科医になった頃は取ってはいけないと習いました。
取ることによって二重のラインが切開線より上の方にできてしまう危険性があるからです。
また、腫れや出血が多くなる危険性があります。
ところが、最近はROOFは症例によって取る先生が増えてきました。

私は過激な手術が好みでないこと、またROOFを取ってもそんなにすっきりとするわけではないので、手術によるメリットよりリスクの方が大きいと判断してROOF切除には否定的な見解でした。

ところが、今回はなかなか二重の幅が大きくならなかったのに、ROOFを取ると理想的な二重が作ることができました。

腫れぼったさをなくす意味でのROOF切除は今後も消極的ですが、きれいな二重を作ったり、術後の経年変化で二重の幅が狭くなることを予防する意味でのROOF切除は、患者様のまぶたがはれぼったい症例では行った方が良いと思うようになりました。

このように手術を丁寧に行っていれば、1例1例が勉強です。
大手美容外科でよくみられるように短時間で数をこなす手術をやっていると、いくら症例数をこなしても上達は遅いかいつまでもうまくなれませんが、1例1例を丁寧に手術していけば、何年経験を積んでいてもさらに技術は上達していきます。
今回は、とても勉強になった症例でした。

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