陥没乳頭

陥没乳頭

陥没乳頭（Inverted nipple）は、へこんでいる乳首、出方が不十分な乳首、平坦な乳首など異常な形態の乳頭です。

指で引っ張るなど、刺激しても外に出てこない乳首は「真性陥没乳頭」、すぐに出る乳首は「仮性陥没乳頭」と呼ばれます。

陥没乳頭は美容的な問題だけでなく、健康や育児にも大きな悪影響があります。

陥没乳頭を治療せずそのまま放置しておくと、へこんでいる部分に汚れがたまり、雑菌が繁殖して不衛生な状態となり、乳腺炎になるリスクがあります。

乳腺炎とは、乳房の乳腺という器官が炎症を起こす病気です。

また、育児において子供に母乳を与える際、まず乳首を露出させる必要があります。

陥没乳頭のままでは授乳ができません。

乳首の見た目が不自然なだけでなく、「真性」の場合は授乳ができません。

「仮性」の場合は授乳が可能なこともありますが、「真性」と同様、へこんでいる部分に汚れがたまり、雑菌が繁殖しやすく不衛生な状態になります。

陥没乳頭は、再発することもあり、美容外科の手術の中でも難易度が高い手術ですが、ポセンシア式アドバンス・メソッドにより、極度に再発率を下げました。

手術をして再発することはほとんどなくなりました。

また、一部のクリニックで行われているように、乳管を切断したり、乳輪を越えて皮膚まで切開することはしておりません。

安心して手術をお受けいただけるよう、工夫をしています。

陥没乳頭症例写真1

陥没乳頭手術術前画像写真
（全体）
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