「NO」と言えれば人生は開ける!
断る力で人生を切り開くアサーションの方法
- 美しい女性は「断り上手」
- これまで美容外科医として多くの美しくなりたい女性と関わってきました。
その中には、容姿も美しく、振る舞いも見事な方がいらっしゃいました。
その一方で、せっかく美しい容姿を持ちながら、理不尽な行動で損をされている方も、残念ながら多くお見かけしてきました。
せっかく美しい容姿を持ちながら、大変もったいないと思います。異性だけでなく、多くの人たちから愛されるためには、単に容姿を美しくするだけでは不十分であるということから、2年前に「α型美人のすすめ-愛される美人vs.愛されない美人」を執筆いたしました。
一般的な美しさは、比較の中で生まれます。
身近な人など、思いつく誰かよりも美しいのか美しくないのか、それが問題となるのです。
その結果、自分が美しくあるために他人より美しくなるための競争が始まります。
ところが、過剰な競争心は美しくありません。
ここに『美のパラドックス(矛盾)』が生まれることになります。
その結果、せっかく容姿は美しくても人々から愛されない競争の脳波であるベータ波を出しているベータ型美人ができてしまうのです。このパラドックスを解消するためには、アルファ型美人を目指すのが良いのです。
アルファ波を出すアルファ型美人は、感情が安定していて、精神が落ち着いています。
他人の心を温かく、穏やかに幸福にするのです。このように女性の美しさを追求、分析して、女性が醜くなりやすい特別な場面がいくつかあることに気がつきました。
そのひとつが、女性が好ましく思わない何かや誰かを「断る瞬間」、拒絶感情を示す時です。
それまで外見的に美しくされていても、断る場面で急に態度が変わり、美しさから離れてしまう方がいらっしゃいます。その反面、言いたいことや言うべきことが言えず、損ばかりされている方もいらっしゃいます。
女性であれば、好きでもない男性から言い寄られたり、会社の上司から言い寄られるといったケース。
主婦になれば、義父、義母をはじめ、親戚付き合いがあります。
母親となれば、他のお母さん連中とのお付き合いなど、いろんな人間関係が生じます。
その複雑な人間関係の中で「いい人」であり続けようとすると、断ることができずにどんどんストレスが溜まっていくのです。
そして、人間関係をうまくいかせるために、犠牲者となってしまう場合もあるのです。
- 行動がスマートな美しい女性は「断り上手」
- ある時、行動がスマートな美しい女性は断り方も美しく、上手だということに気がついたのです。
上手に断るためには、あえて「空気が読めない人」になる必要はありません。
落ち着いて穏やかにゆっくりと丁寧にお断りすれば良いのです。自分のマイナスの感情をストレートに相手にぶつけてしまっては、どんなことを言っても相手は受け入れることはできません。
穏やかに丁寧に言うことで相手も聞く耳を持てるのです。拙著『「NO」と言えれば人生は開ける!』には、美しくスマートに生きていきたい女性のために、「NO」の基本的な伝え方、潜在意識を利用した断り方、断る時に発生するストレスコントロール法まで、断るためのあらゆる方法を網羅しました。
相手も自分も傷つけないできちんと断る方法を身につけることで、自分も快適に、周りの人も快適に過ごせるようになり、すっきりとした、美しく幸せな人生への第一歩を踏み出せるようになるのです。
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人間関係で悩んでいませんか?
~しっかりと断ることでより良い人間関係を築いていく方法~- しっかりと断ることで人間関係を改善しましょう
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そんな経験をしたことはありませんか?いい人であり続けるために我慢(がまん)を続け、ある時突然限界がきて爆発してしまう人がいらっしゃいます。
また、ストレスを溜(た)め込み過ぎて、病気になってしまう人もいらっしゃいます。
人間関係で我慢を続けることには、限界があるのです。『「NO」と言えれば人生は開ける!』の著者・永久晶浩氏は、
「そんなに我慢する必要はないのです。イヤなことはイヤだと断っても、より良い人間関係を築いていくことは可能なのです」と断言しています。「断るとは、断ること自体が目的なのではありません。
自分が納得できる条件でないから断るのです。
断るとは、単に相手を拒絶しているわけではないのです。
相手とより良い関係を築くために断るのです。
お互いにイヤなことは伝え合い、お互いが納得できる条件に調整していくのです。
そうすることで、お互いに有益で長続きする関係をつくっていくことができるのです」 - しっかりと断ることでより良い人間関係を築いていく方法
- 永久氏に、しっかりと断りながらより良い人間関係を築く方法を教えてもらいました。
「まず、穏やかに話し合いができる空間をつくるために、相手に敬意を示します。
相手に感謝を示したり、ねぎらったり、謝罪をするのです。
相手に自分の話をきちんと聞いてもらえる下地をつくってから断るのです。誘われてお断りしたいなら、「興味ありません」とむげに断るよりも、「誘っていただいてありがとうございます。でも、興味がありません」とお断りした方が角が立ちません。
また、断る時に「ダメなんです」と単に言うよりも、「申し訳ございません。でも、ダメなんです」と、謝罪してからお断りした方が、相手も受け入れやすくなるのです。
このように、相手に敬意を示す言葉をつけてからお断りすることが大切です。そして、断る時は、自分の気持ちを落ち着けて、穏やかに丁寧にお断りすることです。
攻撃的な言い方をしてしまったり、相手に全責任があるような言い方をしてしまうから、相手も受け入れることができないのです。
穏やかに丁寧にお断りすれば、相手も受け入れやすくなるのです。最後に、お断りする代わりに代替案を提案します。
自分ができないのであれば、できる人を紹介するとか、その時はできないけれど、別の時であればできることを伝えるとか、別のできそうな方法を相手に伝えるなど代替案を示すのです。
また、引き受けるけれどもかかる費用は負担してもらうとか、引き受ける代わりに自分のために何かやってもらうなど交換条件を示すこともできます。
このように代替案を提案することによって、自分も相手も納得できる関係に作り直していくことができるです。表面では仲が良いように見えても、陰で悪口を言い合ったり、我慢している関係よりも、自分の思っていることを相手にイヤな思いをさせないでしっかりと伝え合った方が、お互いにスッキリとする関係になり、結果的には有益で長続きする関係になるのです。
このようにしっかりとした断るテクニックを使うことで、より良い人間関係を築いていくことができるのです」『「NO」と言えれば人生は開ける!』には、ここに説明した方法のさらに詳しい情報が書かれています。
相手を傷つけないで断れる「断るための基本型」や相手を納得させる「断るための四つのステップ」、潜在意識を利用して黙ったまま断る「沈黙法」、断る時に発生するストレスのコントロール法など、断るために必要な情報が満載されています。
より良い人間関係を築いていきたい方は必読のオススメの一冊です。
(以上、週間女性より転載)
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週間女性4.28日売